木曽路の旅
木曽路の旅
この連休は前日まで何も予定が決まらず、このままグダグダ終わるだろうと思っていましたが妻の「木曽路に行きたい」の一言で急遽旅することになりました。
早々に荷物をまとめATOM君に水やら着替えやら詰め込み、木曜の夕方いざ木曽路へ。
首都高に乗る前にまずはコンビニで買出し!
すでに暗くなった空を見上げて久しぶりの車中泊にワクワク感を感じながら出発です!
首都高を抜け、上りの多いATOM君には少しつらい中央道を、とりあえずのんびり走りながら諏訪湖SA到着。
車中のテレビのチャンネルとビールをセットし、今夜はここで車中泊です。ヽ(^◇^*)/
明け方に雨の音で起こされ外を見ると…(バンクベットから)
朝起きると天気は回復し諏訪湖がとても綺麗でした。
まだ晴れきらない霧の中をトンビ?も飛んでいました。
一日目
前夜ビールを飲みながら調べた所によると木曽路は長野の塩尻から岐阜の中津川までR19沿いの11箇所の宿場町をいうようです。
そうなると何処によっていいか悩みます。
色々検討して今回はまず奈良井宿を目指す事にしました。
川を挟んだ所に道の駅があり駐車場の心配も無さそうなので。
近くまで行っても看板はあるのに道の駅らしきものが見当たりません。
うろうろ走っているとなんか情緒のある街並みを走行していました。
え?ここは??
そうです!奈良井宿の宿場町の中を気づかず走っていました!
ここは車両通行止めではないんですね!
早朝で人も少なくて助かりましたがあまり道幅も広くないんで焦りました^^;
結局R19に戻って再度探すと「奈良井 木曽の大橋」という道の駅を発見!
まさかの建物もトイレもない道の駅でした。
でも駐車場はのこり3台でいっぱいの状況でした。
停める場所は確保したし街並みの様子も確認済みなのでここでまったりタイムです。
あとから来た人たちがいそいそと出かけるのを横目で見ながら車内で朝食をいただきました。
すっかり天気もよくなり上着も要らない気持ちのいい気候。
まずは木曽の大橋を渡ります。
線路沿いを歩いていくと線路の下をくぐれるガードがありました。
ここを抜けると朝方走った古い町並みに出ます。
まずは奈良井の駅。
とても懐かしい感じの趣のある駅です
こちらが奈良井宿の街並み
歴史を感じるとても素敵な宿場町
こちらは当時のくし問屋。中村屋さん
NHKの「おひさま」の(あめやさん)撮影現場にもなった建物らしいです。
なんでも撮影は安曇野で、街の部分は奈良井で撮影したようです。(見ていないのでよく解かりませんが^^;)
中を公開しています。(¥300)
この中村屋さんの2階
中がとても素敵でした
裏庭に続く土間
結局3度も車と街並みを往復しじっくり堪能してきました。
食事はやはりお蕎麦と五平餅!定番ですがとてもおいしかったです。
おみやげは本漆塗りのお箸。
握ってその握りやすさにすぐに決めた一品です。
漆がはげたら何度でも塗り直してくれると言うのですが近くではないのでなかなか行けないですね。
戻って、車内でお留守番だった愛犬のジャックと芝生の公園で走り回りました。
この後車に戻るといきなりの雷雨。
今夜の寝る場所を探しながらまったりしました。
結局この後のプランはR19を下り明日、馬籠宿に寄って中津川ICから帰ろうという事で決定!
時間も早いので何処かの温泉に浸かりたいと思い探すと近くに二本木の湯という日帰り温泉を発見!
浸かると少しぬめり感のある褐色の湯で、とても気持ちよかったです。
この後は予定通りR19を行けるとこまで進みました。
途中木曽牛の牛丼の看板に引かれ堪能後、「道の駅 賤母(しずも)」でビールを飲み就寝(今日は歩き疲れましたzzz)
二日目
夜中にまた雨の音で起こされましたが、朝はまた快晴でした。
ここから早々に移動しました。
昨夜頑張って走った為馬籠宿までは30分位で到着です。
相変わらず早すぎるか、それとも人気のない宿場町なのか、駐車場に車はいません^^;
ま、いっかとお食事タイム&ジャックの散歩ですばらしい景色も堪能しました。
しばらくすると外が騒がしくなってきました。
見ると続々と車が駐車場に入ってきます。
かなり人気の宿場町のようです^^;
馬籠宿は坂のある宿場町です。
歩いて上がっていくとすばらしい景観。
よく木曽路のパンフレットなどで見るあの景色でした(感動)
島崎藤村の出身地でもあります。
更に進んでいくと何やら視線を感じる…
辺りを探してみると建物の2階から視線を浴びせてる犯人発見!(じ…)
忍者でも出てきそうな竹林
ここでも昼食はそばです(そば好き)
「坂の家」さんで天ざるをいただきました。(そばは2段)
結局この宿場町でも2度蕎麦屋に入り夕方近くまで歩き回りました。
車中でゆっくり休憩し、その後中津川ICまで走り中央道に乗りました。
渋滞情報では大月を頭に30キロ渋滞!
ま、混んだらどこかのSAで寝ればいいやと走っていると確かに一部混んではいましたがそこを抜けたらスイスイでした。
石川PAでトイレに寄っただけでほぼ休憩無しで夜22時には帰還となりました。
初めて訪れた木曽路の旅、走行距離700キロ、撮った写真300枚、沢山の感動と沢山のおいしいものに出会えとてもいい旅となりました。
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